2009年6月13日土曜日

自転車通勤のすすめ(2)

 さて、いざ自転車通勤を始めようと決心したとして、どんな自転車を選ぶべきでしょうか?通勤距離にもよりますが、3km 程度までならママチャリに乗ろうが、折りたたみ自転車に乗ろうが、どうとでもなると思います。3km以上漕ぐつもりであるならば、機動力の高い自転車を選定すべきです。どのようなルートを通るのか、おおまかにでも一度検討してみてください。歩道と車道の段差が高いままになっていないか?車道を走るスペースが十分にあるか?道路はガタガタになっていないか?農道を走るか?砂利道を走るか?こういった要素を調査する必要があると思います。
 理想は、ロード・タイプの自転車で通勤する事です。しかし、これには、「ほぼ全工程にわたって車道を走れるならば」という条件が付きます。この条件を満たせない場合には、クロス・バイクを選択します。私は歩道も走るし、少しガタガタする道も走るので、クロス・バイク(下記写真)を選定しました。
 いやいや、もっとガタガタする道を走り続けるんだよ!という方は、マウンテン・バイクを選定するしか無いでしょう。しかし、マウンテン・バイクっぽいクロス・バイクもありますので、自転車屋さんに相談すると良いと思います。

 自分の自転車の特徴を紹介する事にします。自転車屋さんに長距離走り、段差のある歩道も走ると伝えたので、タイヤの口径は大きく、幅は細いです。前にも書きましたが、ビアンキ・パッソという自転車です。機動力が高くて気持ち良いです。折りたたみ自転車、ママチャリ、マウンテンバイク、似非ロード・タイプ、スポーツ自転車・・・必死こいて漕いでるのを尻目に楽に追い越していけます。自転車によって、こんなに機動力に差が出るものなのか!という感じです。
 下記写真は、前輪のサスペンションです。赤いレバーで、サスペンションをロック・アンロックできます。ガタガタする所ではアンロックし、車道ではロックしています。黒いネジのような部分で、サスペンションの固さを調整します。ロックした場合、同じ労力で時速2kmぐらいの差があると思います。たまに違うルートを通って、路面状況がひどくて、こりゃかなわん・・・と思った場合には、サスペンションを緩めます。慣れると自転車に乗りながら調整できます。

 速度計を付けて、Intelligence +1 してます。
 リュックを背負って通勤していたのですが、背中が暑くなり蒸れて、このままでは夏を乗り切れないだろうという事で、リア・キャリアを取り付けました。TOPEAK の MTX-EXP (TOPEAKのキャリアでないと付きません)です。トランザクション処理(上)(下)も持ち運べます。このリア・キャリアですが、サドルに止めるタイプを買いましたが、太ももにレバーが当たります。なので、ふとももと干渉しないようにレバーを下にずらしていますが、今度は、走っているうちにどちらかのサイドフレームが後輪に当たりそうになってくるので、リア・キャリアは、完全に固定するタイプを選択した方が良いと思います。
 買った時には自転車屋さんに調整してもらっていても、ギアの調整等をしなければならない日がやってきます。その時に後輪を回せないと調整ができないので、自転車用スタンドも必要になるでしょう。自転車屋さんの談によると、挟み込むタイプよりも便利な MINURA DS-510 が良いとの事でした。チェーン用の油には、10年以上前インライン・スケート用に買ったフィニッシュ・ラインというテフロン入りのものを使ってます。尚、調整に関する情報は無印のページが充実してました。
 当初、ヘルメットを買う予定は、あまりありませんでした。しかし、向かい風が多くて閉口し、ヘルメットを入手する事にしました。Agility +1 、Armor Point -3 。風の影響は大きいです。平地で向かい風だと時速 25km ぐらいしか出せないのに、追い風だと時速 40kmぐらい出せたりします。空気抵抗が少なくなりそうで、そこそこ安いものを選定しました。自転車競技をするわけじゃないので、数百グラム軽くしても意味がありません。
 ズボンの裾が絡まないように反射板つきのベルトと、怪我防止のグローブです。Armor Point -2。
特に、グローブは重要です。手のひらをガードしないと、こけた時に致命傷を負いかねません。(高校の時に坂道で自転車転倒して、グローブがズタズタになったけど、おかげで助かったという経験をしています)
 安全装備としてライトは付けてください。無灯火で夜間に走るのは違反です。そして、危ないです。

 どれぐらいのピッチで漕げば良いのか?調べると100ピッチ/分ぐらいのようです。しかし、最初は体力が無いので回転数をあげる事ができません。また、歳によっては瞬発力が低下して回転数をあげる事ができません。区間を決めてギアを軽くして回転数をあげて漕ぐようにしてみると良いと思います。
 毎日運動するから、すぐに痩せるだろと期待しても、そうは問屋が卸しません。効果のほどは疑問もありますが、ここの情報がほんとうっぽいので、クエン酸を導入する事にしました。

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