Delphi と名乗るだけあって、お馴染みの TDatabase, TTable, TDataSource, TQuery といったコンポーネントがあって、ビジュアルにバシバシとリレーションを構築できます。SQLも書きたい放題!キターーーーっと、大興奮しました。しかし、1日使ってみて、出した結論は、導入するには2年ほど時期尚早。
どの辺がダメだったかと言うと、DBGrid, DBPaginator の作りがダメ。
- DBGrid は limit で設定した値の数だけレコードを一度にキャッシュするだけで芸がない
- DBPaginator は、Next のリンクを押すと、次ページに行くのではなく、次レコードに行く
- DBPaginator は、終盤のレコードにいくと、中間の数字が大きくなってデザインがメタメタ
- DBGrid のJSクリックイベントは、コンポーネント全体のクリックイベントしかない
- DBGrid の行中にボタンを配置する等のカスタマイズは至難
- DBPaginator と DBGrid が連動するわけではない
上記設計の背景には、JavaScript が OFF の設定でも動作しなければならないという思想から来ているのかもしれません。どっちかつうと、Delphi for PHP は、コンシューマ向けというよりもビジネス向けなので、JavaScript が OFF という設定は、切り捨てて良いのではないかと思います。
Delphi for PHP かなり変態チックな感じで面白いだけに残念です。
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