2008年10月25日土曜日

行動ターゲッティング

 最近、ユーザの行動を追跡して個人の趣向を把握し、超B2Cビジネスに繋げようという事に関する記事が多くなっています。これは、プライバシーの問題が絡んでくるためで、「Aさんは、こんな趣向の人ですよ」というような有難くない情報が、ビジネスを行う上で価値ある情報として流通してしまうからです。
 これを逆手に取れないだろうか?と考えてみたアイデアを発表してみようと思います。

HTTPのリクエストには、
Host: grayhole.blogspot.com
UserAgent:....

などと、今でも多様な情報が付随しています。そこで、ブラウザに、

自分が興味を持っている分野
X-User-Interest: 'Kayak', 'Outdoor', 'IT', 'Programing Language'

現在、ブラウジングしている目的
X-Browsing-Purpose: 'ぽにょ'

というヘッダ情報を付加してみるというのはどうでしょうか?X-Browsing-Purpose なんかは、検索入力項目と連動させても、面白いかもしれません。X-User-Interest は、Ontologyを使って表現すると、売上に直結する情報だけに、一挙に、この分野が発展するかもしれません。

 公に採用されれば、行動ターゲッティングというプライバシーの問題も緩和されるかもしれません。問題は、これをユーザが設定するかどうか?という部分が大きいと思います。

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