2009年5月7日木曜日

復帰しました。ごった煮で

 京都の伏見稲荷神社に行きました。


 あと、市原平兵衞商店という箸屋さんで、お箸を買いました(3990円)。お店で説明を聞くと、京都の竹箸は弾力があって強くてお勧めなんだそうです。繊細で強くて、納得しました。

 実家では竹の子を取りました。当分の間は竹の子三昧になりそうです。

 「パズル・パレス」ですが、プログラマが読んで納得できる代物ではありませんでした。ストーリーだけを追うのが良いです。「ダ・ヴィンチ・コード」や「天使と悪魔」が面白かっただけに、ちょっと残念です。まず、暗号解読システムにかける前のガントレットというウィルス検査システムですが、暗号化されているものに対してパターン検査は不可能です。次にウィルスに関して、データを復号化する処理だけでウィルスに犯される事はありません。更に、復号化の完了を言語マッチングにより判定している設定は、半分、わからなくもありませんが、文字コードは多彩であり、しかも、データは言語だけとは限りません。これをもって解読判定を行えば、永遠に処理が終了しないものがいくらか出現するはずです。いかなるアルゴリズムも解読できうるような記述は、ちょっと無理でしょう。ざっと考えてもヒント無しであれば、いくらでも解読不能そうな暗号化は思いつきます。自前で、ウィキ・ペディアのようなサイトを3つばかり用意し、それぞれのサイトのページが番号によりドキュメントを抽出できるとします。このようなサイトの3つテキストのXORを取ったものと暗号化したいデータとXORを取る。或いは、一般的なAESでも乱数ソルトを先頭レコードに記録し、それぞれ次のブロックとのXORをとる前にソルトの並び順をバイトオーダーで反転するだけでも、知らないと言語マッチングという方法では復号化できた事に気が付かないでしょう(もっとも、こちらは、そんな解き方はしないはずですが・・・)

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