何について書いたら良いのか悩みますが、今回は、インターネットを使う上での線引きを自分の中ではしているので、その点について書いてみます。
絶対に避けているものが3つ。
- クラウドの世界をデスクトップに持ち込む事
- 携帯電話で個人情報を入力する事
オンライン・バンクインターネット・バンキング(銀行)
1は、例え個人情報保護方針やプライバシーポリシで、デスクトップの情報を収集する事が無いと表明されていても、サードパーティ(具体的にはGoogleDesktop)にデスクトップの検索まで任せる事はしていません。昨日テレビで(忙しくてテレビ自体を見る事も珍しい状況ですが)GMail をもっと活用すれば良いなどとワールドビジネスサテライトで紹介されていましたが、どこまでを委ねるか線引きをしておくべきだと強く思います。ウィンドウズのOS上でマイクロソフトがデスクトップ検索機能を提供するのと、無料でGoogleが検索機能を提供するのとでは、意味合いが全く異なります。いつ方針転換するか、信用できたもんじゃないです。JavaScriptを埋め込むだけでサービスを享受できるものをカヌークラブのサイトに入れてみた事がありました。ある日、そのJavaScriptが牙を剥いたのです(サイトのデザインを変更して、情報を収集するための検索ボックスを邪魔な位置にドカンと表示するようになった)。裏切られても大丈夫な線はどこか?考えてみてはどうでしょうか?「クラウドにあるから安全」という論調は、悪意に満ちた一面に対して目をつぶっていると言えます。
2は、携帯電話における個人情報の取り扱いは出鱈目もいいところで、基本の設定は固有IDを送信します。私はAUの携帯を利用していますが、IDを非送信にするURLは非公開ですし、アクセスしてもエラーを頻発するような代物で、DoCoMoに関しては ?GUID=ON のパラメータを付加すれば問答無用で固有IDを送信する状況です。クッキーが無いので、これをサービス提供側(コンテンツ配信側)がアクセス解析に利用するのは自然な流れで、ここまでは私も問題にせずEZウェブも利用しています。しかし、携帯電話に個人情報を入力するとなると話は別です。携帯電話のメールアドレスを使ってサービスを享受するとか、個人情報を必要とする会員制サイトは、全く利用していません。
3は、利用しても良いとは思っているけど、ITのプログラミングを職業とするプロでさえ
オンライン・バンクインターネット・バンキングを安全に利用する自信が持てないという事です。私の所属するカヌークラブにて、会費をオンラインバンクを利用して収集できればいいのでは?という話になったことがありました。しかしプロの立場から見て、パワーユーザ以下のユーザが
オンラインバンクインターネット・バンキングをするのは、極めて危険が高いという判断から、導入させませんでした。実際、多くの知り合いがスパイウェアの類に感染しておりました。
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