情報化社会において、考慮すべき事が大きく4つあると思います。
- 個人情報について
- サービスを享受する事とのトレードオフ
- 客観的に判断する事
- 統計の罠
サービスを享受する事とのトレードオフとは、現在、様々な無料のサービスで溢れていますが、サービスを提供する側は、どこでお金を入手するのかビジネスモデルを考慮する必要があるという事です。あるサービスでは、アマゾン書籍のリンクがサービス運営サイトのアフィリエイトになっています。ガジェットという形を取っている事もあれば、形態は様々です。また、サービスを利用してもらう事により、データマイニングやテキストマイニングを行って付加価値を得るという手法もあります。情報=お金である事を認識し、サービスを享受する事とのトレードオフを認識すべきであると思います。
客観的に判断する事とは、ごく当たり前の事で、例を挙げると、痛いニュースで「こんにゃくゼリーで窒息死」という記事を見たとき、他の食品ではどうだろうか?と考える力を持つ事です。この後、GIGAZINEで実際に他の食品でどれぐらいの事故が起こっているのか調査した記事が発表されましたが、これは情報リテラシーをネタにした記事であるといえます。技術情報を調べる場合には、その記事が何時書かれたものなのか?という事が気になります。
統計の罠とは、グラフの表示方法を変える事により意図的に事実を曲げて見せる手法や、標本サンプルを偏って扱う事や、アンケートで誘導するような質問を設定するといった事があげられます。
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