2008年11月19日水曜日

スパムメール対策

 自分の中では今更感が強いのですが、ウィンドウズ環境におけるスパムメール対策に関して書こうと思います。と言っても、メールサーバを運用している場合の話で、パーソナルな環境での話ではありません。
今ではLinuxサーバを構築するのも楽になったので、敢えてウィンドウズ環境でメールサーバを構築しなくても良さそうに感じますが、ウィンドウズ環境でお金をかけずにメールサーバを構築しようと思った場合にはXMailServer という GPL のメールサーバとXMailCfgの組み合わせがお勧めです。スパム対策ソフトとして有名なものとしてはSpamAssassinがあります。このXMailServerでSpamAssassinを活用するためのフィルタxmspamcを公開しています。
一般的には、スパムメールは破棄しないでスパム扱いを行った上で別フォルダに退避するという運用をされている事と思います。しかし、私の会社の環境では、スパム度の高いメールは、ユーザが見る事もなくサーバ側で完全に破棄する運用をしています。そんな危ない事を???と疑問を抱く人もいるかと思いますが、そもそもスパムメールの量は尋常ではなく、メールサーバが受信するメールの70%以上はスパムメールであり、その中からスパムでないメールを発掘するのは至難の業です。
スパムメールを破棄しないで運用してみて思ったのは、ある程度スコアが高くなると、100%スパムメールです。高スコアのスパムメールは捨てて問題ないです(保障はできませんが・・・)。生真面目にスパムメールを残してスパムでないメールを見逃すよりは、高スコアのスパムメールを捨ててみては如何でしょうか?数が少なければ見逃す確率も減るってもんです。
参考までに、私は毎日、低スコアのスパムメールを20通から80通ぐらい受け取っています。

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