「ITに携わる仕事をしているのであれば、時代の流れを察知するためにもRSSリーダぐらい使え」と何度忠告しても、使わない人は使いません。そのような姿勢の人は、どうなったか?会社では(特に中小企業)そのような人を養うだけの余裕も体力も無いので、辞めてもらうしかないのが現実です。
首都圏と地方では温度差があると思いますが、さすがに最近は、地方でも皆、身の回りに何か大変な事が起こっていると自覚しています。それでも、情報革命が起こっているという確たる事実が、意外にわかっていません。ブログを読んでいる人に書いても、あまり意味が無いような気はするのですが、どの本を読めば、情報革命が起こっている事を理解できるか、3冊上げてみようと思います。
一番のおすすめは、フラット化する世界(上・下)です。原題は「World is flat」で、フラット化ではなく、既にフラットでな状態で、ニュアンスは若干異なる気がします。恥ずかしながら本書を読むまで、ウォルマートがITバリバリの企業である事も知りませんでしたし、アウトソーシングは聞いた事があってもインソーシングも知りませんでした。随所に生き残るためのヒントが散りばめられており、刺激的です。増補版では、フラットな時代に相応しく世界中の反響をネットで集めて更に考察が加わっています。
二番目は、ウェブを変える10の破壊的トレンドです。本書が出た時は、「自分の専門分野の秘密が暴露されているので勘弁してくれ」と思いました。出版されてから1年ぐらい経過して、状況も変化していますが、本質をついていると思います。書いてある事が一部は難しくてピンと来ないかもしれません。
三番目は、神々の「Web3.0」です。いろんな本を読んで考察されており、よく書けていると思います。私は特にGoogleとSNSの事が理解できて良かったと感じました(インフォコモンズを読んだ方が理解しやすいかもしれません)。
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