政府が全く正しい情報を出さないので、放射能や原子力発電に関して勉強せざるを得ない状況に追い込まれました。ぽぽぽーんの3月11日から、既に2ヶ月。もう既に遅きに失した感も拭えません。
まず始めに原子力発電に夢を見て、推進してきた事に関しては、エネルギー問題の事もあるので、ある面において仕方が無かったのかもしれません。しかし、「日本の原発危険地帯」を読めばわかるように、これが、まともな人間のやる事か?という非道の数々。これでは、日本は浮かばれない。ご先祖様も泣いている事でしょう。日本は唯一の被爆国で、その真髄は「内部被曝の脅威」に書かれています。放射能に関する事で、ほとんどの専門家は、何も教えてはくれませんでした。
今、全ての日本人が「内部被曝の脅威」を読んで消化し、被爆国のDNAを継承すべきです。肥田舜太郎先生の本を読めば、近藤宗平の「人はなぜ放射線に弱いか」などの本は、いかに放射能は安全のバイアスがかかっているか、よく理解できるでしょう。人はなぜ放射線に弱いかを読みながら疑問に思っていた内容は、全て肥田先生の本に書いてありました。
まともな神経の持ち主は、「原子炉時限爆弾」「原子力発電で本当に私たちが知りたい120の基礎知識」「むだで危険な再処理」を読むとよいでしょう。核燃料の再処理が、いかに危険なものか理解できます。高線量の話ですが、「朽ちていった命」も凄まじい話で、放射能が、どのような代物かよくわかります。まともな神経では、ここまで治療できません。
もう、原発と離別すべきです。今すぐにとは言えませんが、離別に向かうべきです。人類は破滅に向かって歩んでいるのです。破滅するのは我々では無く、何代か後の子孫かもしれません。高速増殖炉「もんじゅ」「常陽」、キチガイのする事です。ナトリウムは、空気中の水分と反応して水酸化ナトリウムとなり、金属を腐食します。水素も発生します。化学者ならば、こんなものを冷却水にするという発想すらしません。お金に目が眩んで、悪魔に魂を売った化け物のする事です。自動ドアの事故を覚えているでしょうか?大きな事故が起こる時というのは、小さい事故が頻発しているものです。この状況で「もんじゅ」を稼動させようという神経は、常人の理解を超えるものです。これは日本だけの問題ではありません。人類の問題です。
自民党も民主党も、頭のおかしい連中ばかりです。ほとんどのマスゴミは東電に買収されてます。官僚は、大半が腐っていて、キチガイ発言にキチガイ政策を推進してます。日本の大手銀行は東電の大口株主で、あろう事か、今回の事故を巡って、税金を入れて救済するかどうかを審議するメンバーに加わっています。もう皆、多額の損失を被りたくないもんだから、電気料金を値上げして、国民から金を搾取しようと必死です。ただでさえゼロ金利で、国民の貯金の利子から多額の金を手にしているというのに、投資家としての責務は愚か、株主としてのリスクさえとっていません。エコノミック・アニマル日本、万歳!反吐がでるぜ。
ころす、おまえをころす。おまえをころすーーーーーあーーーあーーーーあーーーーー。こんなフレーズが頭を駆け巡る。まじな話、頭がおかしくなりそうです。最後の望みは、ホルミシス効果が本物で、何割かの人間は放射能に順応して生きながらえる。生物が長時間かけて、カリウムを体外に排出する機構を獲得したように、ヨウ素131やセシウム137、プルトニウム、ウラン、カドミウムを体外に排出する機構を獲得する世界が来ること祈りましょう。
政府には、食料品の検査も、まともにする気がありません。魚の検査もおざなりです。学校が独自に空間線量を計測して公表していると、風評被害が起こるから勝手に公表するなと指導される始末。議員さんが個人で、あちこちの空間線量を計測していると、これまた風評被害が出るからと指導される。公式に計測されているモニタリングポストは、地上の遥か上に設置されていて、人間の生活する高さの空間線量を計ってはいません。プルトニウムも、ストロンチウムも計る気はありません。チェルノブイリの10倍の汚染というひどい計測結果が出たにもかかわらず、計測範囲は狭い地域のままで、広域は計測する気がないか、衝撃的なので公表しない方針としたかのどちらかです。
以上、空気を読めない人間のぼやきです。
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