2010年4月24日土曜日

スキー場について思う

 私をスキーに連れてって…など、ブームにのってスキー場が華やかだったのは昔の事。スキー人口も減って、リフトの維持管理もままならなくなり、閉鎖をするスキー場も多い事でしょう。
 世界地図を見ると、お隣韓国の位置は思ったよりも緯度が低くて雪が少なそうです。ニセコではオーストラリアからの観光客で賑わっています。時差が少ない地域からの旅行は、敷居が低いのかもしれません。ひとつには、こういう観光資源をからめて考える戦略というものがあるでしょう。
 次に長期的視野で考えると、スキー人口をどうやって増やすのか?といった事もあります。子供を連れて出かけると、子供料金がかかるかどうかは、大きなファクターです。子供というのは、未来のお客様でもあります。いかに親子層をスキー場に取り込むのか?この辺をもっとまじめに考える必要があるのではないでしょうか?
 経費についても考えてみますと、レンタルスキーは新品を用意しなければならないという発想をやめれば、格安でスキーレンタルできないでしょうか?一律のサービスはやめて、新モデルを使いたい人と、とりあえずスキーがやってみたいという客層で、値段とサービスを変えれば良いのです。中古車を利用したレンタカー屋さんと発想は同じです。
 リフトを維持できなくったって、スキー場は経営できます。キャットスキーという手があります。オフピステをキャットスキーで楽しむ。規模は小さくなりますが、需要は高いような気がします。昔は地上で回すタイプのコストの安いリフトもあったと思います。思い切ってリフト革命なんてのも徹底して研究すれば、もうちょっとなんとかなんないのかなぁ?なんて感じます。

0 件のコメント: