2010年8月18日水曜日

いろいろ

 まぁ、Pマークの審査が通ったと思ってたら、また二ヶ月以内に審査のための書類を用意しなくてはならない。そして、今抱えてる仕事も重たいので、時間が取れるとも思えない。気分はブルーオーシャンですわ。どないすんねん。iPadで雑誌をちら読みしてたら、ブラックITなる言葉が暗躍していた。
 東京の会社がニアソーシングという言葉と共にパートナー企業を探しに来てたけど、話を聞いた感じでは、単価も納期の相当厳しいと感じた。売上と人数から逆算すると、元請けでも、おそらく現在のうちの会社の受託価格と変わらない。そこを、もう中国とか人件費の安いところでカバーしている感じだ。しかし、外注する仕様書を書くだけでもアホらしい気がする。詳細な仕様書を書いた時点で、既に7割は完成しているだろうからだ。
 日本の受託ソフトウェア産業は、そのうち死ぬような気がしている。予算はありません。期間もありません。だから、だんだんと割に合わなくなって、セット受託しか残らないのでは?と・・・。ここを差別化して生き残った会社は強いんだろうけど、半自動プログラミングでも無ければ無理っぽい。DRY原則程度では、とてもペイできません。要するに、受託に見せかけて受託したら負けという変な状況が理想的。SaaSでプラットフォーム戦略にみんな流れるわけだわ。

 8/16 にフェリーに乗って帰ってきたんだけど、京都では大文字焼きをしていました。大阪育ちなんだけども、生まれてこのかた、大文字焼きなんて全く無縁でした。ただ、見物する時間も取れなくて、かろうじて、電車の中から「大」の字を拝むことができました。これは、これで感慨深いものがありました。

 プログラミングの魔導書 vol 1 のレビューも、ざっとしてみたいところなのだが、コードも交えてレビューする余裕がねぇ。
 Visitor パターンについての雑感(C++で使うと、ひでぇので、もう二度と使いたくない。機能拡張が恐ろしくしんどい)。
 もう少しベタな記事の方が、読者層が広がるのではなかろうか?比較的ベタな記事は、boost::serialization。
 Crowling In the stream 正直、あまり泳ぎたくない場所ゆえに、面白かった。
 Variadic Template は、スペースの問題もあって難しいかもしれないけれども、もう少し動機を書いた方が良い気がしました。つまり、今までは、こんなコードを書いていたんだけども、もうちょっとマシな書き方はねぇのか?と感じた瞬間があると思うのです。ここが無いと、このコードにどんなメリットがあるのか、ピンとこない感じがしました。自分が不勉強なだけかもしれません。
 Oven range cooking は template と延遅評価にもう少し解説があると、もっとオモロかったかも? boost::numeric::ublas など、この辺は割と重要なトピック…てか? 参照を返す at, front, back 馬鹿と鋏は使いよう・・・初心者には、ちょぅと怖い。
 Hello C++ world. ブログで読んでいたので・・・すみません。でもADLの説明はしっくりきたかも?
 メタプログラミング・・・この手のコードは、書いている時に何か変なものに取り憑かれているのだ・・・後から冷静になって「俺は一体何を書いていたんだ?このコードは、一体何をしているんだ?」と首を傾げるのが、たぶん普通の感覚。この記事を読めるのは、ごく少数のような気がしました。
 Chrono ・・・ melpon さんのブログ記事から考えると、おとなしめな感じ。でも、その分、一般向けでわかりやすい感じがしました。
Boost.Asio ・・・ ここは、私も相当突っ込んでるので、なんとも・・・。応援してます。
 BoostCon ・・・ マシンガン質疑応答ディスカッション、怖ぇ~
 ムーブ・コンストラクタ ・・・ この記事のおかげで、rvalue がすっきり爽快。実はコンテナ操作のコピーコストを気にして、ポインタで保持するとか、今まで悩みの種のひとつだった。

 C,C++ はメモリをレイアウトする言語だ。GCなんて言語機能としていらねぇ。ライブラリでも書いてろ。

 iPad で プログラミングの魔導書 vol1 を読むためには、PDFをPDFに変換する必要がありました。私は、iPadで読んでます。


 

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