2019年10月8日火曜日

android ndk clang に変わってから、まじめに再構築してみた備忘録

Android ndk を 20.0 にして今まで動作してたコードをコンパイルしてたんですわ。
その時に、躓いた事を記録と…。

当時は APP_STL : stlport_shared と gnustl_static の2種類で、stlport にあるけど、gnustl にない。gnustl にあるけど、stlport にない。両方欲しいのだが詰んだwとか、苦労してましてん。そしたら、c++_shared と c++_static に変更されてました。
ビルドする時に、__atomic_inc とか使ってたんですけど、時代は std::atomic に変わってました。
いざ実行しようとすると、libc++_shared.so が無いとか言って、怒られる。
こいつ、どこにあんねん!(#^ω^)と怒ってたら、ドキュメントに記載されてました。

注: libc++ はシステム ライブラリではありません。libc++_shared.so を使用する場合は、APK 内に含める必要があります。Gradle を使用してアプリをビルドしている場合、この処理は自動的に行われます。

という訳で、ndk の sources/cxx_stl/llvm-libc++/libs/ 下からファイルを引っ張ってきて、apk にバンドルするようにしたら動作するようになりました。

だいたい動くようになったんですが、libtiff の部分で SIGSEGV 起こりまくり。きっと gcc から clang に変更されたので integer 系のサイズが変わったとかなんでしょう。stdint.h とかでカッチリとサイズ指定の integer 宣言してくれていればいいのですが…。
ブログを書いててよかったのは、サイズの違いでSIGSEGVと、苦しんでたんでのを思い出せた事でしょうか。

あわよくば、ndkもメンテできる体制に戻そうと思ったんですが、もうちょいかかりそうです。

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