2008年12月12日金曜日

UTF-8(adhoc)

 もめたそうなので、一応、参加できなかったけど意見だけは述べておく事にします。

 オープンソース界の流れは、完全に UTF-8 が主流です。特に欧米人から見れば ASCII だけで済むのに、なんで面倒くさい大量に存在する漢字に対応しなければならないんだ?というのが心情だと思います。もちろん言語の国際化に理解を示してくださる方が多数を占めると思いますが、中には、なんでASCIIがデフォルトじゃないの?とか、ASCII以外はやめろコンニャローというニュアンスの方もいます。

 もうひとつ重要な点は、ネットワーク・プログラミングが避けて通れない時代において、プロトコルとの親和性という点でもUTF-8がASCIIのサブセット的な感覚で使えるので普及しているという面が言えると思います。

 歴史的にはモリサワ(変形JIS:Slave写植の仕事で使った)とか、JIS,SJIS,EUC,EBCDICと、それなりの思い入れもあるとは思いますが、いちいちコード対応するのは、大変なので統一して欲しいのが本音です。こんな事を書くと旧字の対応をどうしてくれるんだ?ってクレームが来そうですね・・・。地籍の仕事もしているので、旧字には悩まされており心情もわからぬではないのですが・・・。

 日本SpamAssassinユーザ会で活動していますが、世界中の言語を透過的に扱いたい!とか考えたときには、やはりUTF-8がベストな選択だと強く感じます。

 私の意見は、「互換性なんてどうでもいいから、UTF-8 を標準にした方が良い」です。その方がイノベーションも加速しますし、どんどん面白いプログラムが出てくると思います。フラットな世界に相応しいのは、フラットに扱える UTF-8。

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