実は、我が家では車に関して計画している事があります。今持っている車を廃車にして、車を持たない生活を送る事です。言い出したのは嫁さんの方で、バリバリのアウトドア派である私には、車のない生活は考えられない事だったのですが、事情の変化により賛同する事にしました。その事情とは
- 仕事が忙しいのと息子(もうすぐ4歳)の相手で、休日にカヤックやスキーに行ける回数が激減している。
- ゴルフ3(ディーゼル)の修理費や維持費に年間30万ぐらいかかる
- 地球温暖化
- 運動時間の確保
まあ、効率が10倍アップする新・知的生産術にも刺激を受けている事は否めませんが、車を所有する時代は終わりを告げつつあるのではないか?と感じています。この事は、サラリーマン「再起動」マニュアルにも、3大費用を節約しろという形で触れられています。
現在、電車通勤を使っていますが、この利点は何と言っても、自分で運転しないので本を読む時間がとれる所にあります。たまに集中し過ぎて気がつくと乗り過ごしてしまうという危険はありますが、時間を有効に使える点は大きいです。後は、休日の車を使わないで済ます方法を考え、車をレンタルした場合と車を所有する場合を比較してみれば良いのです。
車でなければならない場合は、工夫すれば、ほとんど無いはずで、どうしても必要な場合はレンタルすれば良いだけで、レンタル料金と車を所有する事で生じる金額を比較してみれば良いです。
- 車保険料金 12万/年
- 税金 -
- 車検・修理 30万/年
- 減価償却費 -
- 駐車場代 -
浮いたお金で、
- マウンテンバイクを買う
- モバイルパソコンを買う
- 軽量のテントなどを買う
- ミシンを買う
「自動車は所有するものではなく、シェアするもの」という時代になってきているのです。この構造は、どこかで見た事がありませんか?ソフトウェア産業と同じ、ソフトウェアを買う時代から、サービスを享受する時代へと同じです。人は車が欲しいのでは無い、簡単に移動するためのサービスが欲しいのです。
フラット化する世界の中で、みんながみんな車を使うなんてナンセンス、山の雪解けが早いとか、今年はキノコが採れなかったとか、黄色信号が灯っています。
所有する時代からシェアする時代へ・・・自動車産業も売る時代からサービスする時代をキーワードに考え直す時がきたのではないかと思います。
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