2011年10月29日土曜日

放射能の航空測量の結果感想

 10月に入って、東京も含めて航空測量の結果が公表されているようである。久しぶりにデータを見てみたが、その感想を述べてみようと思う。静観すると書いておいて、何故言及するか?というと、ヒステリック過ぎる人が多いからで、書いておいた方がいいかなと思ったからである。現在はセシウムの分布もだいぶ落ちてきており、福島を中心とした一部が高いだけである。日本の気候は雨が多いので、だいぶ流れたのではないかと思う。
 また、除染の効果なのか、野菜のベクレル数も下がってきているので、3~6月ほど気にする事も無くなってきたように思う。魚に関しては、引き続き注視したいが、全体としては、良い方向に流れているのではないだろうか?
 東京などは、トンデルの論文でも有意な結果かどうかわからない程度の量である事がわかる。
 今頃になって、大騒ぎしているが、正直、反応が遅すぎるだろうと思う。もう線量は落ちてきていて、外部からちょろっと被曝する分には、どうって事は無いと思う。そういう意味では、つくづく事故直後の対応が残念でならない。SPEEDIの結果を有効活用できたはずである。発表してたとしても、せいぜい「痛いニュース」で大騒ぎされたぐらいで、日本ではパニックになる事は無かっただろうに…。
 尚、汚染の高い地域に関して、安全と言えるのかどうかについては、また別問題である。これについては、引き続き静観しようと思います。

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