もうじき年末です。そろそろ、年末年始に読む本を仕入れないと、間に合わないですよー。と、いいつつ、ほとんど読み終わってしまって、年末年始用に本をもうちょい仕入れないと…orz な状況です。ほんとは、感想を書こうと思っていたのですが、なかなか、感想をまとめる時間がとれません。という事で、まとめて本を紹介する事に・・・。短時間で選んだので、割と本屋に山積みされていた本ばかりです。
「結果を出し続けるために」将棋界を代表する羽生先生の書かれた本です。まぁ44才になって、瞬発力が無くなってきた中で、どういう指針で行けば良いのか模索するにはもってこいだ!と思って買いました。梅田望夫さんとの交流の影響も出ていて、ITに関する時代の流れについての対処法のようなものも書かれています。
「茶」本屋で見るなり、一目ぼれしました。今まで、あるようで、無かった。茶について迫る本。茶家ならではの視点で、茶とは何か?を広めるために書いたとあるとおり、茶の精神に迫れます。これは、面白い。
「さらば脳ブーム」脳トレで有名な川島先生の書かれた本。産学官連携の難しさなど、経験を書かれた内容が気になり、手にとりました。研究者としての立場と企業連帯との立場で、学問としての検証までできない産学連携において、論文レベルまでは昇華されていないが、十分な検証はしたつもりなのに、何で、ここまで言われなあかんねん?という恨みつらみも綴った内容で、川島先生が気の毒に思えてきました(ここまで書いて、遺恨を残さないのかな?という意味で)。世間でも結構叩かれていましたし…。
「仕事をすぐやる人の習慣」マネジメントに関わる以上、読まない訳にはいかないので買いました。大前先生、やっぱり凄い・・・。しかしだ、工数一月以上かかるものを単独でこなしている中で、マルチタスクで雑用をこなして指示しなければならない立場というのは、これらのどれにも当てはまらないように思えます。つか、コーディングの仕事も並行稼動でやってるのに、優先順位もくそもあるか?ボケなのです。
「現代語訳 論語」斉藤先生が書かれたものなので、買いました。しかし、漢文が載っていないのは、ちょっと辛い。初心者か、超上級者でないと、この本は読みづらいかな?とも思ったのですが、読み進めるうちに、これはこれでアリだと思えるようになりました。
「呼吸の本」谷川俊太郎先生の書かれた本で、うちの坊ちゃんと楽しもうと思って買ってきましたが、時間が取れなくて全く読んでません。 iPadをうちの坊ちゃんに見せると、嫁さんに怒られちゃうんです…orz。本屋で、綺麗なカバーを付けてくれようとしましたが、「裁断するので要りません」と断りました。
「ろんりの練習帳」やっぱ俺、ロジックが苦手だわ…と自覚して、復習するために買ってきました(苦手なのは、コーディング上のロジックではなく、数学的なセンスでのロジック)。ただ、必要性に迫られていないので、読まないかもしれない。
「日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方」全国SaaSベンダー連合会の懇親会で、著者の山本さんとお話する機会があり、その関係で買った本。ベンチャー企業ならば、こういった考えは、どんどん取り入れた方がいい。受託で顧客を抱えてしまうと、お客様を見捨てるわけにはいかないので、中には実践するのが難しいものもあります。山本さんの印象は、聞き上手という感じ。ツッコミを入れるタイミングとか、絶妙でした。経営者なら、この本は目を通しておくべきだと思います。この本を読んで「情報」とは何だろう?と改めて疑問に思いました。卵が先か鶏が先か?といった面はあるでしょうが、経営がしっかりしないと実践できないな?とも思いました。ECStudioさんのほんとの強みは、そこにあるのかも?なんて考えてしまいました。
「GIGAZINE 未来への暴言」GIGAZINEさんで、告知された瞬間に狂喜乱舞して予約して買いました。この本については、改めてエントリを起こしたい気もするのですが、ここで・・・。全般に断定的な表現で、何故ここまで言い切れるのか?という感じで、ここまでくれば、むしろ清清しささえ感じます。なるほど、だから暴言なんだ!と納得の一冊。寄付モデルを提唱されるのであれば、やはり、GIGAZINEさんでも実践すべきなのでは?とも思いました。こういうのって、文化なので、効果うんぬんよりも実践してなんぼの世界だとも思います。それから、日本の教育に関してですが、私の感覚では「道教」を元に教育が成されてきてますが、そもそも「道教」の解釈自体を間違えて教育しているような気がしてます。IT通なら、この本は外せないでしょう。
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